ウォレット

仮想通貨EOSウォレットのコマンドベース版インストールする

仮想通貨EOS(メインネット)についてウォレット機能を100%使用するには従来のアプリ型のウォレットではなく、基本的にはコマンドベースのウォレットが必要になります。

コマンドベースのウォレットは仮想通貨EOS開発元のBlock.one(ブロックワン)が開発していることもあり、最新の機能をいち早く使用することができます。

しかしながら、一般的にはコマンドベースのウォレットは一般的なユーザーには使いづらく、どちらかといえばプログラマ寄りなユーザーが使用することが多いと思います。

もしくはPC-9800シリーズのMS-DOSみたいなコマンドベースの扱いに慣れているユーザーでしょうか?

しかし、このコマンドベースのウォレットにハマるとワクワクドキドキ感が止まらないのも確かです。

具体的にコマンドベースウォレットで何ができるのか?

具体的にコマンドベースでのウォレットで何ができるのかは下記の通り

  • ウォレットとキーを管理する
  • EOSアカウントを作成する
  • ローカル環境でノードを操作できる
  • スマートコントラクトを書ける
  • コンパイルとABIを作成
  • スマートコントラクトを実行できる
  • 独自コインを発行できる

インストールできるOSは?

EOSIOソフトウェアは、次の環境をサポートしています。(2019年10月23日時点)

  • Amazon 2017.09以降
  • Centos 7
  • Fedora 25以降(Fedora 27を推奨)
  • Mint 18
  • Ubuntu 16.04(Ubuntu 16.10を推奨)
  • Ubuntu 18.04
  • MacOS Darwin 10.12以降(MacOS 10.13.xを推奨)

Windowsについては原則Linuxベースのコマンドラインなので、Windows Subsystem for Linux等を入れてLinux環境を作るのがベストでしょう。

コマンドベースのウォレットをインストールする

MacOSの場合
brew tap eosio/eosio
brew install eosio

Ubuntu 18.04 Debianパッケージの場合
wget https://github.com/EOSIO/eos/releases/download/v1.7.0/eosio_1.7.0-1-ubuntu-18.04_amd64.deb
sudo apt install ./eosio_1.7.0-1-ubuntu-18.04_amd64.deb

Ubuntu 16.04 Debianパッケージの場合
wget https://github.com/EOSIO/eos/releases/download/v1.7.0/eosio_1.7.0-1-ubuntu-16.04_amd64.deb
sudo apt install ./eosio_1.7.0-1-ubuntu-16.04_amd64.deb

CentOS RPMパッケージの場合
wget https://github.com/EOSIO/eos/releases/download/v1.7.0/eosio-1.7.0-1.el7.x86_64.rpm
sudo yum install ./eosio-1.7.0-1.el7.x86_64.rpm

作業用フォルダを作成する
ローカルドライブに作業用フォルダ”contracts”を作成することをおすすめします。
コントラクトフォルダはホームフォルダに作成したほうが良いでしょう。
mkdir contracts
cd contracts

CDTをインストールする

EOSIO Contract Development Toolkit(略してCDT)は、契約のコンパイルに関連するツールのコレクションです。

主にスマートコントラクトのコンパイルとABIの生成にCDTを使用します。

MacOSの場合
インストール
brew tap eosio/eosio.cdt
brew install eosio.cdt

アンインストール
brew remove eosio.cdt

Ubuntu(Debian)
インストール
wget https://github.com/EOSIO/eosio.cdt/releases/download/v1.6.1/eosio.cdt_1.6.1-1_amd64.deb
sudo apt install ./eosio.cdt_1.6.1-1_amd64.deb

アンインストール
sudo apt remove eosio.cdt

CentOS / Redhat(RPM)
インストール
wget https://github.com/EOSIO/eosio.cdt/releases/download/v1.6.1/eosio.cdt-1.6.1-1.centos-x86_64.rpm
sudo yum install ./eosio.cdt-1.6.1-1.centos-x86_64.rpm

アンインストール
sudo yum remove eosio.cdt

ソースからインストール
後の手順でローカルバイナリとしてeosio.cdtインストールするため、eosio.cdtクローンを作成する場所はそれほど重要ではありません。

今のところ、eosio.cdt以前に作成した「contracts」ディレクトリにクローンを作成することも、ローカルシステムの適切な場所にクローンを作成することもできます。

インストール
cd /Users/ホームネームID/contracts

ダウンロード
eosio.cdtリポジトリのバージョン1.6.1を複製します。
git clone --recursive https://github.com/eosio/eosio.cdt --branch v1.6.1 --single-branch
cd eosio.cdt

リポジトリのクローン作成には最大30分かかる場合があります

構築する
./build.sh

インストール
sudo ./install.sh

ウォレットを作成する

ウォレットはcleosを使用してアクセスします。

ウォレットを作成する
最初のステップはウォレットを作成することです。
今回はdefalutウォレットにアクティブ秘密鍵を読み込ませるための前準備をします。
セキュリティ保護のためコンソール上のみにパスワードを表示させたいので–to-consoleコマンドをプションを使用します。

cleos wallet create --to-console

cleosがコンソール上にパスワードを返します。
”PW”から始まるパスワードはcleos上のウォレットを開くときに必要になるので、盗まれないように厳重に保管しましょう

Creating wallet: default
Save password to use in the future to unlock this wallet.
Without password imported keys will not be retrievable.
"PW5Kewn9L76X8Fpd...................."

ウォレットを開く
ウォレットを使うためにはopenコマンドで開かなければいけません

cleos wallet open

次を実行して、ウォレットのリストを開きます。

cleos wallet list

上記コマンドを実行すればリストが表示されます。

ロックを解除する

ウォレットはセキュリティ保護のためロックが掛かっています。

cleos wallet unlock

パスワードの入力を求められますので、前回発行したパスワードを貼り付けてEnterキーを押します。

ロックを解除したらlistコマンドで確認します。

cleos wallet list

リストを確認すると、、、

Wallets:
[
"default *"
]

defaultの横に*(アスタリスク)が表示されていればこのウォレットはロックが解除された状態になります。
時間が経てば自動でロックが掛かります。

秘密鍵をインポートする

メインネットで使用している秘密鍵をdefaultウォレットに読み込ませます。

cleos wallet import

秘密キーの入力を求められますので。
メインネットで使用している秘密鍵を読み込ませます。

5Kxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx

これでコマンドベースでウォレットが使えるようになりました。

実際に送金してみる

送る前にウォレットがアンロック状態かどうかをlistコマンドで確認、アンロックされていなかったらunlockコマンドでアンロックしてください。

送金の場合は、EOSのAPIノードに接続してメインネットにアクセスする必要があるのでコマンドの方としては以下の通りになります。

cleos -v -u [EOSのAPIノードのURL] push action eosio.token transfer '[ "[送り主のEOSアカウント]", "[受取先のEOSアカウント]", "[枚数] [トークンの略名]", "[メッセージ]" ]' -p [送り主のEOSアカウント]@active

EOS APIノードリストはこちらから確認できます。
自分が好きなAPIノードを使用してメインネットに接続します。

実際に当てはめて送ると以下のようになります。

cleos -v -u https://api.eosnewyork.io push action eosio.token transfer '[ "eosaccount11", "catchaccount", "0.0001 EOS", "message" ]' -p eosaccount11@active

上記のように実行すれば0.0001 EOS送金できたと思います。

まとめ

コマンドベースのウォレット操作は100%EOSを操作できるのですが、やっぱり、使い勝手としてはアプリペースのウォレットに軍配が上がります。

しかし、バリバリスマートコントラクトを走らせたい場合などは、このコマンドベースをマスターしておかなければいけません。

あらゆるサービスで使いやすくはなってきていますが、コマンドベースに慣れておくことでいち早く新機能を使用することが可能になるので、一度触れてみるのみいいかもしれませんよ。

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