Ethereum(イーサリアム)のNFT(ノンファンジブルトークン:Non Fungible Token)として有名なのがERC721という規格ですが、仮想通貨EOS(イオス)にも標準規格が立ち上がろうとしています(2019年2月17日時点)
その名も『dGoods(ディーグッズ)』といいます。
dGoodsとは
dGoodsとは、EOSブロックチェーン上のあらゆる種類の仮想アイテムを処理するためのオープンソースの標準規格です。
dGoodsは標準のEOSトークンを論理的に拡張したもので、仮想アイテムを簡単に統合して表示することを可能にする重要な機能改善が追加されています。
つまり、dGoodsの規格にそって簡単にEOSチェーン上にゲーム用のアイテムや絵画、音楽などのコンテンツ作れるようになります。
このdGoodsの開発チームについては、各有名所のブロックプロデューサーを始めScatter(スキャッター)の開発チームも手がけているプロジェクトになっています。

NFTとは
NFT(ノンファンジブルトークン:Non Fungible Token)とは代替性がないトークンのことです。
つまり、イーサリアムなどの通貨は1枚1枚同じ価格が付いていますが、NFTは1枚1枚のトークンに個性があり価格もそれぞれ違う価格が付いています。
いま巷で有名になっているMy Crypto Heroes(マイクリプトヒーローズ)のキャラクターやイーサエモン、クリプトキティなどキャラクターごとに価値や特性が違いますよね、コレもイーサリアムのNFT機能(ERC721)を使って作られているからです。
1枚1枚に付加価値が付くため、ネットショップやフリーマーケットで販売したりオークション出品が出来たりという、既存の取引所では出来ない販売方法も出来てしまします。
dGoodsの将来性について
EOSブロックチェーン上でNFT規格が標準化されることにより、イーサリアムと違って送信速度が早く手数料が掛からないためエンドユーザーにとっては負担なく取り扱えるNFTになると思います。
また、NFT作成のルールも統一化されるためテンプレートに合わせてトークンを作成することが可能になるため開発側としても作成する工数自体も少なく出来るのではないかと思います。
今後、dGoodsの将来性についても以下のような事もできるのではないかと考えています。
・ゲームアイテムのトークン化
・絵画のトークン化
・音楽のトークン化
・動画のトークン化
・土地の権利のトークン化
・品質管理のトークン化
・著作権の明確化
・海賊版の抑制etc
考えてみるといろんなことに応用できる可能性があるので将来的には最も利用価値のある仕組みだと思います。
下手したら、いろんなICOで企画されていたものはEOS1本ですべてまかなえてしまうので、草コインの殆どは消滅してしまいそうです。
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on 2020年8月8日 at 9:53 PM