仮想通貨イオス(EOS)は6月2日にメインネットが始動しました。
メインネットが始動したことによって、NEM(ネム)のようにノード(EOSではブロックプロデューサーのAPIエンドポイント)に接続して、EOSのAPIを呼び出し実行することができます。
APIと対話するためには、ソフトウェアをインストールする必要があります。
主なツールはcleosを使用します、cleosとはユーザーがトランザクションに署名してAPI呼び出しを行うことを可能にするコマンドラインインターフェイスです。
現在、Docker経由でローカルにCleoをインストールする最も簡単な方法です。
Dockerをインストールする
cleosを使用するには、Dockerをコンピュータにインストールする必要があります。
Dockerはコンテナ管理サービスで、開発者がポータブルコンテナ内で完全に構成されたシステム環境を作成できるようにすることで、アプリケーションの展開を簡素化するシステムです。
Dockerをインストールするには、このガイドに従ってください:
EOSIO Dev Dockerイメージをインストールする
EOSIO Dev Dockerイメージをインストールします。
※この環境はMac及びLinux&Unix環境での導入方法になります。
ターミナルアプリ(コマンドラインを実行するアプリ)
スーパーユーザー及び管理者アカウントで以下のコマンドを打ち込みます。
EOSIO Dev Docker imageは、開発のために設計されたEOSIOソフトウェアのコンパイル版です。
リポジトリからイメージを引き出す:
docker pull eosio/eos-dev
EOSIOノードを起動:
docker run --rm --name eosio -d -v ~/eosio-wallet:/root/eosio-wallet eosio/eos-dev /bin/bash -c 'keosd'
ブロックプロデューサーのAPIエンドポイントと同期する:
alias cleos='docker exec -i eosio /opt/eosio/bin/cleos --wallet-url http://localhost:8888 -u https://api.eosnewyork.io:443'
これらのコマンドを実行すると、メインネットと対話する準備が整いました。
それでは設定がうまくいっているかテストしてみましょう
cleos get info
上記の入力して以下の表示が出てくれば接続成功です。
{
"server_version": "980721a6",
"chain_id": "aca376f206b8fc25a6ed44dbdc66547c36c6c33e3a119ffbeaef943642f0e906",
"head_block_num": 6853786,
"last_irreversible_block_num": 6853474,
"last_irreversible_block_id": "00689362f23377822fa37c72b93ac1628662fe92c3fe9dc71e684105baf50b6a",
"head_block_id": "0068949a380f6bdd2ad850de129284be08afde6ebf8aa727bb1757a96136ed7d",
"head_block_time": "2018-07-20T13:33:32.000",
"head_block_producer": "eosriobrazil",
"virtual_block_cpu_limit": 64772558,
"virtual_block_net_limit": 1048576000,
"block_cpu_limit": 199900,
"block_net_limit": 1048576
}
これでEOSメインネットに接続する事ができました。
次回はこのメインネットをいろんな機能を試していきたいと思います。
ブログをご覧いただきありがとうございます。